1、かもめのジョナサン
1冊目は、ちょっと変わったかもめのお話。
かもめのジョナサン リチャード=バック
逸話として、自費出版だったものをヒッピー達が回し読みしていたのが話題になり、世界中で何千万部と一人歩きし始めたとか。きっとそれだけのパワーみたいなものがあるのでしょう。
私がこの本を読んだのは中学生の時でしたが、当時かなりの衝撃を受けた作品の一冊でした。
まず、かなりの不思議本です。スピリチュアル系です笑
かもめの群れの異端児ジョナサンが、飛ぶことの意義について研究するうち、新たな世界を見つけていくお話です(極端にざっくりとですが)。
永劫回帰説を彷彿させるような描写があり、わりと宗教色が濃く、荒々しくも有無を言わせぬ説得力のあるお話です。
読み終えると、真面目に生きねば!と考えさせられる、そんな作品です。
- 作者: リチャードバック,Richard Bach,五木寛之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: 文庫
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