1、かもめのジョナサン

1冊目は、ちょっと変わったかもめのお話。
f:id:s52ce87fd7h7u:20170316164626j:plain
かもめのジョナサン リチャード=バック

逸話として、自費出版だったものをヒッピー達が回し読みしていたのが話題になり、世界中で何千万部と一人歩きし始めたとか。きっとそれだけのパワーみたいなものがあるのでしょう。

私がこの本を読んだのは中学生の時でしたが、当時かなりの衝撃を受けた作品の一冊でした。

まず、かなりの不思議本です。スピリチュアル系です笑
かもめの群れの異端児ジョナサンが、飛ぶことの意義について研究するうち、新たな世界を見つけていくお話です(極端にざっくりとですが)。
永劫回帰説を彷彿させるような描写があり、わりと宗教色が濃く、荒々しくも有無を言わせぬ説得力のあるお話です。

読み終えると、真面目に生きねば!と考えさせられる、そんな作品です。

かもめのジョナサン: 【完成版】 (新潮文庫)

かもめのジョナサン: 【完成版】 (新潮文庫)